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*ふくみかそ棚とオリジナルエコバッグ

2020.2.1 sat

ソーシャルビジネスプラン部門
<課題の掛け合わせ型>
株式会社ライフコーポレーション社会福祉法人若草会、 一般財団法人カナウ、
特定非営利活動法人萌友 - for you、合同会社工房はんど、社会福祉法人青葉仁会

関西で156店舗(2020年1月現在) 店舗運営するスーパーマーケットチェーン「ライフコーポレーション」が運営するナチュラルスーパーマーケット「ビオル」。ビオラルのンセプトである「サスティナビリティ」を体現する場として「ふくみかそコーナー」を作り、福祉事業所の商品を販売。またエコバッグの普及を図るため、ビオラルオリジナルのエコバッグを福祉事業所と協働企画。

■ポイント
スーパーマーケットチェーンで福祉事業所の商品を販売する試みは極めて稀なことであり、各事業所の販売機会を広げる。脱プラスチック、環境保全の観点からエコバッグを推進していきたく、お客様も持ちたいと思うようなオリジナルエコバッグを協働企画。多くのお客様が来店される場所で、事業所様の商品を展開することで、人の目に触れる機会がも増え、お客様の口コミとなって広がっていく可能性がある。ビオラルでの販売が成功事例となれば、全社的な取り組みに繋がっていく可能性も考えられる。
■ビジネスプラン
1.ふくみかそ棚
販路に課題を感じている福祉事業所と、店舗コンセプトを体現していきたいビオラルが協働し「ふくみかそ棚」を設置。メインは各事業所の既存商品でテーマに沿ったものを提供頂く。例えば、春・夏・秋・冬のシーズンに関連した商品など。将来的には新商品を試してもらう場ともする。またこの棚が一般消費者に対して、各事業所様の様子、商品情報などPOP を活用して紹介することで啓発棚ともなる。売上は月毎に、売上金から取り決めた割合で各事業所様へ振り込む。

2.オリジナルエコバッグ
脱プラスチックが社会で叫ばれているなか、なかなかエコバッグの持参率が伸びなかったことから、各事業所の技術力で、持参したいと思うビオラルならではのオリジナル性のあるエコバッグを立案した。
1. 機能性エコバッグ
買い物かごにそのままセットして使用できるバッグを若草会と計画。
2. 一期一会のエコバッグ
ビオラルで廃棄となるオーガニック玉ねぎの皮を収集し、萌友-for you にて玉ねぎの皮で染め上げ、縫合、制作、刺し子をしていただき、世界にひとつしかないエコバッグを計画。
■工賃向上
ふくみかそ棚によって、販路拡大を大きく進めることになる。1 日1000 人以上が来店するスーパーマーケットチェーンで商品販売ができるだけでなく、多くの人に商品や事業所を認知していただく大きな機会となりうる。エコバックでは、今までにない高単価商品にチャレンジすることで、事業所様の新商品開発を創造していく。


*「ふくみかそ」は福祉未来価値創造の略称